異国情緒のあるCMで人気だった、炭酸飲料の「オランジーナ」。

フランスのお洒落なジュースって印象が強いです♪
一時期はどのコンビニにも並んでいたオランジーナが、気づけば店頭から消えてしまいました…。
実は2022年に旧バージョンは販売終了となり、「オランジーナ エアリー」にリニューアルされたんです!
しかしそのオランジーナエアリーも現在販売中止になっています。
この記事ではオランジーナが消えた理由を詳しく解説していきます!
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オランジーナは販売終了していた!エアリーとの違いは?
オランジーナは2012年、サントリーから発売されました。
発売当初の目標から4倍近い売れ行きとなり大ヒットしたオランジーナですが、最近ぱったり姿を消してしまいましたよね。
実は2022年5月、サントリーはオランジーナ10周年を機に、「オランジーナ エアリー」としてリニューアル!
これにより、旧バージョンのオランジーナは実質販売終了となり、新商品へと完全移行したのです。
オランジーナエアリーになって何が変わった?


オランジーナ エアリーは、従来のオランジーナよりも糖質25%オフになりました。
「かろやかオトナ炭酸」をキャッチコピーに、複雑な果実感はそのままでより軽い飲み口が特徴です
しかしその分、「味が薄くなった」「炭酸が弱くなった」という声も…。
「あの味じゃなきゃダメ」という根強いファンもいて、物足りなさを感じてしまう人もいるようです。
オランジーナが販売中止になった理由を2つ解説!
オランジーナが販売中止になった理由は、単に新商品に変わったから…ではありません。
実はオランジーナエアリーも販売中止となっており、日本では見かけることが無くなりました。
なぜ販売中止になったのか?理由を二つ解説します!
①リニューアルしたが消費者の支持が得られなかったから
現代の飲料市場では、「低糖質」「低カロリー」「ナチュラル」など、健康志向のニーズが年々高まっています。
その流れに対応する形で、オランジーナも糖質25%オフのエアリーへと変貌を遂げたんですね。
特に若年層や女性層をターゲットとした場合、飲みごたえよりも飲みやすさ・カロリーコントロールが重視されがちです。
企業としても、そういったトレンドに合わせた商品開発が求められているのは事実でしょう。
とはいえ旧オランジーナを愛していた層には、ちょっと物足りないと感じてしまったようです。
オランジーナの特徴といえば果実本来の複雑な味わい。
これに糖質25%オフを実現するため加えられたのが、アセスルファムKという人工甘味料。
人工甘味料を加えて軽やかになったぶん、逆に言えば飲みごたえが減ってしまったということ。
さらに、人工甘味料は後味が独特で気になるという人がちらほら…
リニューアルしたことで味が変わり、支持が得られなくなったことが要因の一つだと考えられます。
②オレンジ果汁の不作・価格高騰によって原料調達が困難になったから
そして大きな原因が、世界的なオレンジの不作と果汁価格の高騰です。
主な原因は、ブラジルやアメリカ・フロリダで起きた以下のような状況です。
- 干ばつとカンキツグリーニング病の流行
- ハリケーンなどの自然災害
- 収穫量の大幅な減少
- 原材料の価格急騰と調達困難
これらが重なったことで、果汁100%に近い飲料の製造コストが大きく上昇しました。
オランジーナの成分表示には、ブラジルとアルゼンチン製造のオレンジ果汁を使用しているとありモロに影響を受けていると考えられます。
原材料名:ブラジル製造、アルゼンチン製造(オレンジ果汁)果実(オレンジ、レモン、マンダリンオレンジ、グレープフルーツ)、砂糖、果実繊維、オレンジピールエキス/炭酸、香料、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK)。
国産のオレンジで代替する案もありますが、日本国内の生産量は極めて少なく、需要を満たすことはできません。
このように、外部環境の悪化による原料不足も、オランジーナが市場から姿を消した一因と考えられるでしょう。
オランジーナに似ているドリンク3選!販売店舗も紹介
オランジーナが恋しい人に向けて、似た味わいや満足感を得られる似ているドリンクをピックアップしました!
オランジーナの「らしさ」である果実味の強さ、味の複雑みがあるものを3つ選びました。
筆者のおすすめは「サンペレグリノイタリアンスパークリング」です!
商品名 | スーパー | コンビニ | ドラッグストア | 通販 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
サンペレグリノ イタリアンスパークリング | △(成城石井・イオン等) | × | × | ◎ | 輸入食品店に多い |
POM スパークリング | 〇(多くの大型スーパー) | 〇 | 〇(ツルハ・ウエルシア等) | ◎ | |
三ツ矢 特濃オレンジスカッシュ | 〇(イオン・西友など多数) | 〇 | 〇(スギ薬局・ココカラファインなど) | ◎ |
それぞれ確実に手に入れるには楽天やAmazonなどの通販がおすすめ!






①サンペレグリノ イタリアンスパークリング


まずおすすめしたいのが、イタリア発のスパークリング飲料「サンペレグリノ イタリアンスパークリング」です!


この商品は、オレンジ・レモン・ブラッドオレンジなど果汁を使った地中海テイストの微炭酸ドリンクで、まさに“本場ヨーロッパの味”を体現しています。
果実本来の香りと、ナチュラルでやさしい甘さが特徴で、甘さ控えめながら、しっかり果実の風味が感じられるのが魅力。
炭酸もきめ細かく、オランジーナの上品な飲み口を好んでいた人にはぴったりだと思います。
特に「ブラッドオレンジ味」はオランジーナよりやや濃厚で、贅沢感があり、個人的にもかなりおすすめです。
売っている場所
- 成城石井
- カルディ
- イオン(大型店舗)
実店舗では上記のような、輸入食品を扱うお店や大型のスーパーで販売されています。
確実に購入するには楽天やAmazonがおすすめです。
②POM ポンスパークリング


POM(ポンジュース)ブランドから出ている「ポンスパークリング」は、オレンジとグレープフルーツをブレンドした炭酸飲料!


果汁感がしっかりあって、自然な甘みと酸味のバランスが絶妙なんですよね。
炭酸は控えめで、「あの頃のオランジーナに近い」と感じる人も多いはず。
添加物が少なく、ナチュラル志向な方にもおすすめできる一品です。
パッケージは地味ながら、味は本格派なので、オランジーナロスの方にはぜひ試してみてほしい一本です。
売っている場所
- コンビニ
- ドンキホーテ
- スーパーマーケット
- ドラッグストア
全国的に展開されていますが、入荷情報は各店舗に問い合わせするのがベターですね!
③三ツ矢 特濃オレンジスカッシュ


三ツ矢ブランドの「特濃オレンジスカッシュ」は、濃厚な果汁感と爽快な炭酸が特徴!


一口飲むと「オレンジを食べてるみたい!」という感覚になるくらい、しっかりした味わいです。
この“濃さ”は、まさに旧オランジーナのパンチのあるテイストを彷彿とさせます。
さらに三ツ矢らしい炭酸のキレも健在で、満足感たっぷり。
果汁も高めに配合されており、人工的な甘さを感じにくいのも好印象です。
売ってる場所
- スーパーマーケット
- コンビニ
- ドラッグストア
- ドンキホーテ
- 業務スーパー
多くの店舗で見かけたという情報あり!手に入りやすい飲料です。
ただしこちらも在庫は店舗によるので、確実に飲んでみたい方はAmazonや楽天も検討してみて下さいね。
オランジーナの販売中止に関するよくある質問
なぜオランジーナはオランジーナにまつわる疑問をQ&A形式でお答えしていきます。
- なぜオランジーナは人気だった?
- リニューアルして味は本当に変わった?
- オランジーナは二度と買えない?
- どこの国の飲み物?味の違いは?
詳しく見ていきます!
①オランジーナはなぜ人気だったの?
オランジーナの人気の理由は、果汁感のある上品な味とおしゃれなイメージ。
オレンジだけでなく、レモンやグレープフルーツなどをブレンドした複雑な香りが特徴的で、フランス生まれのおしゃれな雰囲気もウケていました。
「カフェで飲むような炭酸飲料」として、特に20代〜40代の女性から高い支持を集めていたんです。
炭酸も微炭酸で飲みやすく、ジュース感覚で楽しめる点が他にはない魅力でしたよね。



お洒落なCMが印象に残っています!
②オランジーナエアリーの味は本当に変わった?
かなり変わったというのが正直な感想です。
糖質25%オフという設計のためか、全体的に薄味でライトな印象に。
香りは以前と似ていますが、果汁感や深みが減ったと感じる人が多いようです。
レビューサイトやSNSでも「水っぽい」「ジュースというより炭酸水みたい」という声が目立ちます。
ただ、健康志向の人からは「ゴクゴク飲めて良い」というポジティブな評価もあります。



これは好みが分かれるポイントかもしれませんね。
③オランジーナはもう二度と買えないの?
完全には買えないわけではありませんが、旧オランジーナはもうほとんど出回っていません。
通販やフリマアプリでごくまれに見かけても賞味期限が近かったり、プレミア価格になっていることもあります。
代替商品を試しながら、リニューアル再販のニュースを待つのが現実的かもしれません。
海外から取り寄せをすることは可能です!



個人輸入することも出来ますが高額になっちゃいますね…


④どこの国の飲み物?海外版との違いは?
オランジーナは元々フランス生まれの炭酸飲料。
1936年に発売され、地中海の太陽をイメージしたようなナチュラルな味が魅力でした。
日本には2012年、サントリーがライセンス契約を結んで本格展開を開始。
実は海外版と日本版では味や成分が異なるんですよ。
海外版の方が果汁が多く、やや濃厚で炭酸も強めという特徴があります。
逆に日本版は飲みやすさを重視し、微炭酸で優しい仕上がりに。
「本場の味をもう一度味わいたい…!」という方は、輸入食品店や海外通販で探してみるのもアリですね。
オランジーナ販売中止のまとめとSNSの声
オランジーナが販売中止になった理由や、現在の状況をまとめました。
- オランジーナは2022年に「エアリー」へリニューアルされ、旧商品は販売終了となった
- リニューアルの背景には、「糖質オフ」などの健康志向への対応がある
- オレンジ果汁の世界的な不作・価格高騰や消費者ニーズが販売終了に大きく影響している
- 現在、旧オランジーナはほぼ入手不可能で、再販の予定も発表されていない
- 代替品としては「サンペレグリノ」「ポンスパークリング」「三ツ矢 特濃オレンジスカッシュ」がおすすめ
- SNSでは「エアリーじゃ物足りない」の声が多く、旧商品の根強い復活希望もある
SNSではオランジーナの復活を望む声や、海外旅行したときに見つけた!という声も上がっています。
ずっと探してたものが海外旅行で見つかるのは、宝探し感がありますよね!笑
長年愛飲していた人ほど、味の違いやブランドの変化に敏感なようです。
かつてのような個性のあるオレンジ炭酸飲料が恋しいという声、かなり多いんですよね…。
まずはオレンジの収穫が安定して、オランジーナエアリーの復活が望まれますね!








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